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更新日:2023年6月29日
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、TNR活動を行うボランティア等と連携してTNR事業を行います。
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
飼い主のない猫をめぐっては、「猫の被害で困っている」、また一方で「猫を助けたい」といった声が寄せられています。この問題に対して、まず猫の数を増やさないためのTNRを先行して実施し、餌やりやトイレの始末など一定のルールのもと「地域の猫」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与することができます。
播磨町は、公益財団法人どうぶつ基金が推進する「TNR先行型地域猫活動(さくら猫TNR)」に賛同し、播磨町内で活動していただけるボランティアとも協働して、飼い主のいない猫に関する問題に取り組んでいきたいと考えています。
なお、この活動での不妊去勢手術と予防ワクチン接種の費用は、公益財団法人どうぶつ基金にご協力頂きます。
猫が好き、猫が嫌い、猫を排除したくはないが被害を受けて困っているなど、皆さんのお考えは様々です。一度、みなさんの地域でもこうした取り組みについてお考え頂きますようお願いします。
去勢・不妊手術実施済みであり、その目印として耳先を桜の花びらの形にカットされた猫をいう。
公益財団法人どうぶつ基金は、動物の適正な飼育法の指導、動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の建設に寄与することを目的に各種事業を行う団体です。
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