アライグマ・ヌートリアについて

アライグマについて

アライグマは、北アメリカ大陸原産の中型の哺乳類です。ペットとして日本に持ち込まれましたが、捨てられたり、逃げ出したりしたものが野生化し、日本各地で繫殖しています。雑食性で、農作物を加害するほか、人やペット等との共通感染症を蔓延させる恐れや、在来生物を捕食する等、生態系への被害も懸念されています。そのため、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律に基づき、特定外来生物に指定されています。見た目はかわいらしいですが、力強く、個体によっては気性が荒いこともあります。

特徴は、顔には鼻から眉間にかけて黒い線があり、目の周りには黒い帯があります。尻尾はこん棒状で太く見え、5～7本程度の黒い稿があります。

ヌートリアについて

ヌートリアは南米原産の大型のネズミの仲間です。毛皮の採取に利用するため日本に持ち込まれました。水辺に近いところにある植物を旺盛に食べるため、農業被害が各地で生じたり、希少な水草への影響が懸念されています。そのため、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律に基づき、特定外来生物に指定されています。

特徴は、全身が茶色で、前歯が大きくて、オレンジ色をしています。

もし見かけたら

絶対に近寄らず、えさやりはしないでください！えさを与えることで人馴れし被害が拡大するほか、感染症を媒介する危険性があります！

捕獲について

アライグマ・ヌートリアによる農作物、住宅等への被害でお困りの方へ捕獲檻の貸し出しを行っています。ご要望等ありましたら問い合わせ先までご相談ください。

檻の貸し出しについて（PDF：307KB）