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更新日:2024年4月30日
編集・執筆:播磨町郷土資料館「古文書を学ぶ会」、発行:播磨町教育委員会・播磨町郷土資料館
2023年(令和5年)3月、A5判(100ページ)、500円
『愚胸記(ぐきょうき)』(『當家立身巻(とうけりっしんのまき)』)は、播磨町指定文化財です。
江戸時代中期の古文書で、東本庄村の庄屋をつとめた「梅谷七右衛門清政(うめたにしちえもんきよまさ)」が、子孫のために残したものです。
家族への熱い思いがつづられています。また、当時の村の様子や社会情勢などを知ることができます。
この貴重な歴史資料は、播磨町郷土資料館「古文書を学ぶ会」の方々が、ほぼ2年間かけて解読してくださいました。
この本は、幕末から明治にかけて国際人として活躍したジョセフ・ヒコをはじめてとして、彼らと同じように漂流によって数奇の運命に出会い、異文化を体験した後、日本に帰り活躍した人たちが紹介されています。
編集:播磨町ふるさとの先覚者顕彰会、発行:播磨町
2006年(平成18年)3月、A4版(47ページ)、500円
この絵本は、遠州灘で遭難し太平洋を漂流後、アメリカの商船に救助され、のちに横浜で日本初の新聞を発行したジョセフ・ヒコと、遭難して帰国後、姫路藩で最初の洋式帆船「速鳥丸」「神護丸」の建造に尽力した本庄善次郎(清太郎)、浅右衛門(山口洋右衛門)、浜本帰平(喜代蔵)、木村甚八(甚八)の偉業をたたえ、その功績を多くの人に読み親しんでもらうために発刊されました。
小学6年生児童にも読めるよう漢字にはルビがつけてあり、全ページに英訳文が記載されています。
新井(しんゆ)土地改良区解散記念誌:「今里傳兵衛(いまざとでんべえ)と新井(しんゆ)の歴史」
編集:記念誌編集委員会、発行:新井水利組合連合会
1998年(平成10年)10月、B5版(422ページ)、3,000円
この本は、江戸時代(明暦の頃)に、古宮村の大庄屋であった今里傳兵衛重幸が、加古川から水を引き入れる新井用水路を計画し、苦心を重ねながら地域住民と力を合わせ、のべ16万人におよぶ労力と1年3か月の歳月を費やして完成させた、貴重な歴史を執筆したものです。
当時、水不足に悩まされていた播磨町の一体が、新井の完成により、秋には豊かな稲穂が実るようになりました。新井は、農業専用の水路として、長く人々に守られ、大切にされてきました。
今里伝兵衛の偉大なる功績と、新井用水を守ってきた先人たちの努力、新井が地域の発展に果たしてきた歴史的事実が伝わってくる内容です。
編集:播磨町郷土資料館、発行:播磨町教育委員会
1990年(平成2年)3月、B5版(630ページ)、5,000円
弥生時代後期の大集落跡である、大中遺跡の研究報告書です。発見から多年にわたる発掘調査の成果を集大成した内容です。
大中遺跡は、昭和37年に当時の播磨中学校3年生3人によって発見され、昭和42年に国の指定史跡となり、その後「古代の村」として兵庫県の史跡公園として整備されています。
編集:「歩いてみよう播磨町の歴史」を編集する会、発行:播磨町郷土資料館
2005年(平成17年)3月、B6版(101ページ)、100円
この本は、バッグやポケットに入れることができるサイズになっています。播磨町の代表的な文化財や身近な文化財をとりあげ、歩いて巡るコースを5コース紹介しています。(紹介してある文化財は38か所です。)
一度、この冊子を手に持って、出かけてみませんか?
発行当時と現在では、変更になっている内容があります。その点、ご了承ください。(訂正プリントは入れてあります。)
関連情報:播磨町の歴史散策(書籍の紹介有)
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