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更新日:2024年7月5日
「地域に移行する」ではなく、「地域で展開していく(町ぐるみで広げていく)」という発想で進めていくことがポイントとなると、日本部活動学会元会長 長沼 豊氏が提唱されています。
①学校の部活動をそのまま地域に移すという発想には無理がある。
②学校部活動には「移す」ことを避けたほうがよい側面もある。
そこで、播磨町では、「地域展開」をキーワードに中学校部活動の地域移行を推進していきます。また、中学校部活動の地域移行(地域展開)契機にした「まちづくり」を目指します。
〇中学生にとって、持続可能で適切なスポーツ、芸術・文化活動の環境整備の実現
・生徒のニーズに応じた多種・多世代・多志向なスポーツ、芸術・文化活動体験の提供
・小学生から9年間継続して活動できる環境の提供
・技術等専門性のある有資格者による指導体制の確立
・生徒、保護者にとって安全・安心に参加できる環境の構築
播磨町学校部活動の地域クラブ活動への 移行ガイドライン(PDF:1,457KB)
1.~令和4年度 黎明期
2.令和5年~7年度 改革推進期間(学校部活動・地域クラブ混在期)
・部活動指導員や地域指導者を積極的に配置
・合同練習や合同部活動を推進
・部活動保護者会で地域移行について啓発
・条件が整った部から、平日・休日の地域移行
3.令和8年~10年 完全移行期間
条件が整った部から、運動部活動・文化部活動ともに完全移行(平日・休日)をしていく。
・播磨町は中学校部活動の受け皿を「NPO法人スポーツクラブ21はりま」指定しました。
・中学生にとどまらず、播磨町民のスポーツ環境、文化・芸術環境のさらなる充実を目指す。
・「播磨町学校部活動の地域クラブ活動への移行ガイドライン」(前掲)の策定
・令和2年度から「部活動指導員配置事業」を活用
・令和3年度から令和4年度「運動部活動推進事業」(スポーツ庁事業受託)
・令和5年度部活動地域移行推進連絡協議会を設置
・令和5年度地域スポーツクラブ活動体制整備事業(スポーツ庁事業受託)
・令和5年度文化部活動の地域移行等に向けた実証事業(文化庁事業受託)
・アンケートの実施(小学校5・6年生、中学1・2年生と保護者)
・教職員への説明会、懇談会、個別面談の実施
・中学校入学説明会で小学校6年生と保護者に説明
播磨町地域移行(地域展開)アンケート結果概要(令和5年度実施)(PDF:1,731KB)
1.新設された地域クラブ活動
ハンドボール 剣道 少林寺拳法 ダンス 体操 水泳 eスポーツ 芸術(美術) 伝統芸能
Jrリーダー(ボランティア) 理科 茶道 いけばな 将棋 民謡・三味線・太鼓 書道
2.地域連携している部活
軟式野球(播中・南中) サッカー(播中・南中) 女子ソフトテニス(播中・南中) 男子ソフトテニス(南中) 卓球(播中・南中) 男子バスケットボール(播中・南中) 女子バスケットボール(播中・南中) 男子バレーボール(播中) 女子バレーボール(両中合同チーム) 陸上競技(播中・南中) 美術(播中・南中) 吹奏楽(播中・南中)
*ただし兼職兼業した教師のみが指導しているクラブを含む
3.拠点部活動
ソフトボール(播中)
4.既存の部活動
【播磨中学校】
男子ソフトテニス ESS
【播磨南中】
なし
・教職員の働き改革は喫緊の課題だが、大人の都合の改革にしてはならない。
・関係者へ丁寧な説明と正しい情報の発信に努める
・地域の多様な活動団体と連携を促進する
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