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更新日:2022年7月20日
町制施行60周年という記念すべき節目の年に、新しく播磨町長を務めさせていただくこととなりました、佐伯謙作でございます。
私は播磨町で生まれ、播磨町で育ち、播磨町役場の職員として、26年間奉職してまいりました。今、身の引き締まる思いとともに、これまで育ったまちに恩返しができるという、大きな喜びを感じております。
さて、播磨町は県内で最も小さな町ですが、子どもからお年寄りまで、約3万4千人の皆さまが暮らしておられます。平坦な地形の中央部には桜並木の美しい喜瀬川が流れ、野鳥が多く生息するため池も随所に見られます。弥生時代から古墳時代までには、当時では兵庫県下最大の集落が形成され、現在も「大中遺跡」としてその姿を残す、悠久の歴史あるまちであります。
また、海を埋め立てて造られた人工島が町全体の約3割を占めており、製造業を中心とした産業も栄え、コンパクトでバランスのとれたまちとして発展してまいりました。
今後、さらなる少子高齢化社会を迎える中、私たちのまちが将来にわたり発展していくためには、今、播磨町に住む皆さまにこれからもずっと住み続けたいと思っていただくとともに、新たに播磨町に移り住み、子どもを育て、その子どもたちも将来にわたって住み続けていただけるような施策が必要となってまいります。
そこで、国や県とも連携しながら新しい大きな事業にもチャレンジし、地元企業、地元産業のさらなる発展によって新たな雇用、税収を生み出し、その財源を子育てや教育、高齢者福祉といった施策へ還元し、人口を増やす、この好循環を常に意識したまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
そのためにも、いろいろな立場、境遇の皆さまの声をしっかりお聞きしながら、住民、企業、議会、行政等が、まちの目ざすべき方向性を共有し、「ワンチームはりま」の実現に向けて、全身全霊で取り組んでまいりますので、今後ともご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
兵庫県播磨町長 佐伯 謙作
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