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更新日:2024年4月1日
平成28年2月の播磨町地域公共交通会議にて承認された「播磨町コミュニティバス実証運行事業計画書」に基づき、事業を円滑に実施するため、公募型プロポーザル方式による事業者選定を実施しています。こちらでは播磨町コミュニティバス実証運行事業にむけて、現在までの進捗をお知らせします。
平成28年5月26日にホームページによる公告を行いましたが、提案書提出期限の平成28年6月9日までに事業者からの応募はありませんでした。
1回目に応募がなかったことから募集要領を一部変更し、平成28年8月12日に2回目の公告を行い、提案書提出期限の平成28年8月30日までに1者からの応募がありました。
外部有識者を含む事業者選定委員会(委員5名)を平成28年9月7日及び平成28年11月15日に開催し、審議を重ねましたが、当該事業者の提案については、提案車両の乗車人数等が提案募集要領及び仕様書の要件を満たしておらず、「該当する運行事業候補者はなし」との結果となりました。
2回目においても運行事業候補者の決定に至らなかったため、本町においても現状分析や先進地視察などを行い、その内容を反映した募集要領により、平成29年2月3日に3回目の公告を行い、提案書提出期限の平成29年2月20日までに1者からの応募がありました。
外部有識者を含む事業者選定委員会(委員5名)を平成29年3月3日及び平成29年4月6日に開催し、審議を重ねましたが、当該事業者の提案については、狭小道路における安全対策等が募集要領及び仕様書の要件を満たしておらず、「該当する運行事業候補者はなし」との結果となりました。
3回における募集においても運行事業候補者の決定に至らなかったため、選定委員会からの意見も考慮した上で、運行事業計画書の根幹部分は変更せずに「対象事業者の拡大」や「運行時間帯・運行便数の柔軟な対応」など募集条件の見直しを行い、平成29年8月25日に4回目の公告を行い、提案書提出期限の平成29年9月19日までに1者からの応募がありました。
外部有識者を含む事業者選定委員会(委員5名)を平成29年9月29日に開催し、審議を重ねましたが、当該事業者の提案については、運行車両や運行経費が募集要領及び仕様書の要件を満たしておらず、「該当する運行事業候補者はなし」との結果となりました。
上記のとおり、これまでに4回の公募を行ってきましたが、現在のところ実証運行事業者の決定まで至っておりません。
これまでの経緯から、現行の計画のままで実証運行事業者を再度募集したとしても、コミュニティバス運行の早期実現が見込めない状況であるため、実証運行計画の見直しを図ることの必要性の有無や、コミュニティバス以外の運行方法なども含めて、交通弱者に対する施策等について検討を行いました。
関係部署による「交通弱者対策検討会議」を立ち上げ、町内の福祉団体やNPO法人等による送迎、企業の送迎バスの空き時間を利用した運行、買い物支援として店舗事業者による送迎等多方面において協議を重ねてきましたが、現在のところ実現には至っておりません。
しかしながら、依然、日常生活における移動支援を必要とされる方々の声があることから、平成31年度以降も引き続き播磨町にふさわしい交通弱者への対策を検討してまいります。
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